カテゴリ: C言語 更新日: 2025/11/26

初心者がC言語を学ぶときに知っておくべき基本用語まとめ!ゼロから理解できるプログラミング入門

初心者がC言語を学ぶときに知っておくべき基本用語まとめ
初心者がC言語を学ぶときに知っておくべき基本用語まとめ

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「C言語の勉強を始めたんですけど、専門用語が多くて難しいです…。どうやって覚えたらいいですか?」

先生

「最初はそう感じるかもしれませんね。でも大丈夫です。C言語の基本用語を一つひとつ丁寧に理解すれば、自然にプログラムの仕組みが見えてきますよ。」

生徒

「具体的に、どんな言葉を知っておくといいんですか?」

先生

「では、C言語を学ぶうえで必ず覚えておきたい基本用語をまとめて紹介しましょう。」

1. ソースコード(Source Code)とは?

1. ソースコード(Source Code)とは?
1. ソースコード(Source Code)とは?

ソースコードとは、人間が読むことができるプログラムの文章のことです。C言語では「.c」という拡張子のファイルにプログラムを書きます。たとえば、次のように書かれたものがソースコードです。


#include <stdio.h>

int main(void)
{
    printf("Hello, C言語!\n");
    return 0;
}

このように書かれた命令文を、コンピュータが理解できる形に変換することで、実際にプログラムが動くようになります。

2. コンパイルとは?

2. コンパイルとは?
2. コンパイルとは?

コンパイルとは、ソースコードをコンピュータが理解できる機械語に変換する作業のことです。C言語は「コンパイル型言語」と呼ばれ、実行する前にこの変換作業を行う必要があります。

例えば、人間が日本語を話すように、コンピュータも「機械語」という言葉を使います。私たちがC言語で書いたプログラムを、コンパイラ(翻訳者)が機械語に翻訳してくれるイメージです。

3. コンパイラ(Compiler)とは?

3. コンパイラ(Compiler)とは?
3. コンパイラ(Compiler)とは?

コンパイラは、ソースコードを機械語に翻訳するプログラムです。C言語では代表的なコンパイラとしてGCC(GNU Compiler Collection)Clangなどがあります。

コンパイラを使うことで、次のようにC言語のプログラムを変換して実行できるようになります。

  1. ソースコード(.cファイル)を作成する
  2. コンパイルして実行ファイル(.exeや.out)を作る
  3. 実行ファイルを動かすとプログラムが動作する

この一連の流れを覚えると、C言語のプログラム開発の仕組みが理解しやすくなります。

4. 変数(Variable)とは?

4. 変数(Variable)とは?
4. 変数(Variable)とは?

変数とは、データを一時的に保存するための箱のようなものです。例えば、「年齢」や「点数」などの数値を保存しておきたいときに使います。


int age = 20;
printf("%d", age);

ここでintは「整数型」という意味です。つまり、「整数を入れる箱を作って、その中に20を入れた」ということになります。変数はプログラムの中で計算や表示などに使われます。

5. データ型(Data Type)とは?

5. データ型(Data Type)とは?
5. データ型(Data Type)とは?

C言語では、変数に入れるデータの種類をデータ型で決めます。主なデータ型には次のようなものがあります。

  • int:整数を扱う(例:1, 10, -5など)
  • float:小数を扱う(例:3.14, 0.5など)
  • char:1文字を扱う(例:'A', 'b'など)

このように型を決めることで、コンピュータが「どのくらいのメモリを使えばいいか」を判断できるようになります。

6. 関数(Function)とは?

6. 関数(Function)とは?
6. 関数(Function)とは?

関数とは、ある処理をまとめて再利用できるようにした部品のことです。C言語のプログラムは必ず「main()関数」から実行が始まります。


#include <stdio.h>

int main(void)
{
    printf("こんにちは!\n");
    return 0;
}

この例では、「main()」という関数があり、その中にprintf()という別の関数が使われています。printf()は「画面に文字を表示する」関数です。関数を理解すると、複雑なプログラムを小さく整理して書けるようになります。

7. ヘッダファイル(Header File)とは?

7. ヘッダファイル(Header File)とは?
7. ヘッダファイル(Header File)とは?

ヘッダファイルとは、C言語でよく使う関数をまとめたファイルのことです。ファイルの先頭に#includeという形で指定します。


#include <stdio.h>

<stdio.h>は「標準入出力」を扱うヘッダファイルです。この中にはprintf()などの基本的な関数の定義が入っています。C言語では、このようなヘッダファイルを読み込むことで、便利な関数を使うことができます。

8. コメント(Comment)とは?

8. コメント(Comment)とは?
8. コメント(Comment)とは?

コメントとは、プログラムの中に説明文を入れるための記号です。コメント部分はコンピュータには無視され、人間が読むためのメモとして使われます。


// これは1行コメント
/* これは
   複数行コメント */

コメントを上手に使うと、後から見たときにプログラムの意図がわかりやすくなります。チーム開発や勉強でもとても重要な習慣です。

9. return文とは?

9. return文とは?
9. return文とは?

return文は、関数の処理を終了して、呼び出し元に結果を返す命令です。たとえば、main()関数ではreturn 0;と書くのが一般的です。これは「正常に終了しました」という意味になります。


int main(void)
{
    return 0;
}

このように、returnはプログラムの終了や値の受け渡しに使われる重要なキーワードです。

10. ライブラリ(Library)とは?

10. ライブラリ(Library)とは?
10. ライブラリ(Library)とは?

ライブラリとは、よく使う関数をまとめた便利な部品集のことです。C言語では、標準ライブラリに多くの関数が含まれており、プログラマーはそれを呼び出すだけで使えます。

たとえば、文字を表示するprintf()や、入力を受け取るscanf()などは、すべて標準ライブラリの中の関数です。これらを使うことで、毎回自分で同じ処理を書く必要がありません。

11. 用語を理解するとC言語が楽しくなる

11. 用語を理解するとC言語が楽しくなる
11. 用語を理解するとC言語が楽しくなる

C言語には最初こそ多くの専門用語がありますが、一度意味を理解すると、どれも論理的でシンプルです。「変数」「関数」「コンパイル」などの言葉を覚えることで、プログラミングの全体像がつかめます。

焦らず、少しずつ言葉の意味を覚えていくことで、C言語の世界がどんどん面白く感じられるようになります。

まとめ

まとめ
まとめ

C言語の学習を始めると、まず最初にぶつかるのが専門用語の多さです。しかし、ソースコード、コンパイル、変数、データ型、関数、ヘッダファイル、ライブラリなどの基本的な言葉を一つずつ理解していくことで、プログラムの流れが見えやすくなり、学習のスピードも自然と上がっていきます。特にソースコードとコンパイルの関係は、C言語を理解する上で欠かせません。ソースコードは人間が読むための文章であり、それをコンパイラが機械語に変換することで、はじめてコンピュータが処理できる形になります。 また、変数やデータ型の概念は、どの言語でも重要な基礎となる考え方です。どのような種類のデータを扱うのか、どれだけのメモリを必要とするのかといった情報は、データ型によって決まります。整数、少数、文字といったデータの扱いを理解しておくことで、計算処理や文字列操作がよりわかりやすくなります。これに加えて、関数の役割を深く知ることで、プログラムを部品のように分割し、読みやすく保守しやすいコードを作ることができます。 さらに、ヘッダファイルやライブラリを活用することで、すでに用意されている便利な関数を使い、効率的にプログラムを組み立てることができます。標準ライブラリには多くの関数が含まれており、自分で一から処理を書く必要がありません。こうした部品の存在を理解することで、プログラミングの作業は格段にスムーズになります。 コメントの重要性も忘れてはいけません。コメントはコンピュータに無視される部分ですが、読み返したときの理解を助けたり、他の人にコードの意図を伝えたりするために不可欠です。また、return文の役割を知ることで、関数がどのタイミングで終了するのか、どのように値を返すのかがわかりやすくなります。これらの基本用語をきちんと理解することで、C言語の全体像をつかみやすくなり、実際に書くコードにも自信がついていきます。 以下に、今回のまとめとして、変数、関数、ヘッダファイル、ライブラリ、return文といった要素を含んだサンプルプログラムを掲載します。実際にコンパイルして動きを確認しながら、用語の意味を体感してみてください。

サンプルプログラム


#include <stdio.h>

/* 足し算を行う関数 */
int add(int a, int b)
{
    return a + b;  // return文で結果を呼び出し元へ返す
}

int main(void)
{
    int x = 12;     // 整数型変数
    int y = 28;     // 整数型変数
    int total = add(x, y);  // 関数addを呼び出す
    printf("xとyの合計は %d です。\n", total);  // 標準出力で表示
    return 0;  // 正常終了
}

このように、C言語で使われる基本用語はそれぞれが密接に結びついており、プログラム全体を支える重要な要素となっています。ソースコードを書く、コンパイルする、変数を扱う、関数を分割する、ヘッダファイルを読み込む、ライブラリを利用する、といった一連の流れを理解することで、プログラミングの仕組みが明確になり、段階的にスキルを伸ばしていくことができます。C言語は基礎を押さえることで、より高度な処理や他の言語の理解にもつながるため、今回紹介した基本用語をぜひ繰り返し見直しながら自分のものにしてください。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「今回のまとめを読んで、C言語の基本用語がつながって理解できるようになりました。特に関数やコンパイルの流れがわかりやすかったです。」

先生

「良いですね。基本用語がつながると、一つのプログラムの中で何がどう動いているのかが見えやすくなります。今後は実際にコードを書きながら確認していきましょう。」

生徒

「はい。サンプルコードも参考になりました。自分でも変数や関数を使ったプログラムを書いてみます。」

先生

「とても良い姿勢です。繰り返し書くことで理解が深まりますし、C言語の基本がしっかり身につきますよ。」

生徒

「ありがとうございます!次は条件分岐や繰り返し構文にも挑戦してみます。」

先生

「ぜひ挑戦してみてください。基本を押さえたあなたなら、きっとスムーズに理解できますよ。」

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