C言語のコメントの書き方を理解しよう!初心者でもわかる//と/* */の違い
生徒
「C言語のプログラムを見ていると、//とか/* */って書いてありますけど、あれはなんですか?」
先生
「あれはコメントと呼ばれるもので、プログラムの説明を書くための仕組みだよ。」
生徒
「コメントって必要なんですか?なくても動きますよね?」
先生
「動くけれど、初心者が読みやすいプログラムや、バグを防ぐプログラムを作るにはコメントがとても大切なんだ。」
1. C言語のコメントとは?
C言語のコメントは、プログラムの中にメモを書きこむための文字列です。コメントはコンピュータが読み取らず、実行もしません。つまり、コメントがあってもプログラムの動作には影響しません。人間が読みやすくするための説明書きです。プログラミングでは、読みやすさや理解しやすさがとても大切なので、初心者でも積極的にコメントを使う習慣をつけましょう。
コメントはエラーを防ぐためにも役立ちます。例えば、どんな処理をしているのか説明を書いておくと、後から見返したときに迷わず理解できます。また、複数の人が関わるプログラムでは、説明がないと他の人が困ってしまいます。特にC言語は専門用語が多く、初心者はつまずきやすいので、コメントを使って整理しながら学ぶと良いでしょう。
2. // を使ったコメント(1行コメント)
C言語には2種類のコメントがあります。まずひとつ目は、1行コメントと呼ばれる形式です。//を書いたあとの行の文字がコメントとして扱われます。改行した時点でコメントは終わります。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int a = 10; // この変数は整数を入れる
printf("%d\n", a); // 表示する
return 0;
}
このように、行の途中にコメントを書くこともできます。変数の用途や処理の意図を短く説明したいときに便利です。短い説明や簡単なメモに使われることが多いです。
3. /* */ を使ったコメント(複数行コメント)
もうひとつのコメントの書き方は、/* と */ で囲む形式です。囲まれた範囲はすべてコメントになります。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
/* ここから下はコメントです
何行でも書けます
説明を長く書くときに便利です */
printf("Hello World!\n");
return 0;
}
複数行コメントは、初心者でも大きな説明や注意書きを書くときに便利です。「ここでエラーが出やすい」「この変数は特殊な意味がある」など、しっかり文章で説明できます。特にプログラムが長くなると、自分でも忘れてしまいますから、詳しい説明はとても役に立ちます。
4. コメントを使うと読みやすいC言語プログラムになる
C言語は処理がとても高速で、シンプルな言語ですが、初心者には難しく感じるところが多いです。そこで、コメントを使って理解を助けることができます。例えば「変数とは何か」「表示とは何か」「条件分岐とは何か」など、わからなくなったらコメントで書いておけば、あとで読み返したときにすぐ理解できます。
また、プログラミングの世界では他人が書いたコードを読むことが多いので、丁寧なコメントを書くことはとても大切です。企業でも学校でも、コメントのあるコードは質が高いと評価されることがあります。初心者のうちは、少し書きすぎかなと思うくらいで丁度良いです。
5. コメントでよくある間違いと注意ポイント
コメントの初心者がやってしまう間違いも紹介します。まず、複数行コメントは/*を閉じ忘れると大きなエラーになります。コメントが終わらず、プログラム全体が壊れてしまうこともあります。また、//の後ろに書いた内容もすべてコメントになるので、意図せずコードを無効にしてしまうことがあります。
そして、コメントはあくまで説明なので、間違った情報を書かないように注意しましょう。プログラムを変更したときにコメントを更新し忘れると、読んだ人が混乱します。コメントは短すぎても長すぎても読みづらいので、要点だけを簡潔に書く工夫が必要です。
6. 実際のサンプルプログラムで確認
それでは、コメントをわかりやすく使ったサンプルコードを見てみましょう。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
// 数値を入れる変数
int number = 5;
/* 変数を表示する処理
printfは画面に文字を出す関数 */
printf("%d\n", number);
return 0;
}
実行結果は次のようになります。
5
7. C言語のコメントを習慣にしよう
C言語は初心者でも学べる言語ですが、専門的な知識や用語が多いため、理解するための工夫が必要です。コメントを書くことで、自分だけでなく他の人にも優しいコードになります。読みやすいプログラムはバグを減らし、学習効率も上がります。特に、学校の課題や企業の開発現場では、コメントがあるかどうかで印象が大きく変わります。
コメントを使いこなせると、C言語のプログラムがぐっと理解しやすくなります。初心者のうちは、処理の意味、変数の用途、注意点など、細かいことでも書いておくと安心です。習慣として身につけておくと、他の言語(Java、C++、Pythonなど)へ進んだときにも役に立ちます。コメントはどのプログラミング言語でも重要だからです。
まとめ
C言語のコメントは、初心者がプログラムを理解しやすくするための大切な要素であり、読みやすいコードを書く基盤となります。特に、1行コメントである//コメントと、複数行コメントである/* コメント */は、学習の中で必ず使う基本的な書き方です。コメントは実行に影響しないため、安心して説明を記述でき、プログラムを整理したり、重要な処理を明示したりするための強力な手段になります。とくにC言語は文法がシンプルで高速な処理が特徴である一方、初学者には挙動が難しく感じやすいため、コメントを添えることで理解が深まり、後からの読み直しもスムーズになります。どのような処理が行われているのか、なぜその書き方が必要なのか、意図を整理して書くことで、より堅牢で読みやすいプログラムづくりが進められます。 また、コメントは自分のためだけでなく、他者と共同で作業する場面でも重要です。チーム開発では、第三者がコードを読む機会が多いため、適切なコメントがあることは非常に価値があります。企業や学校の課題でも、プログラムの品質を示す指標としてコメントが評価されることがあります。さらに、コメントを使って処理の意図を明確にする習慣は、C言語だけでなく他のプログラミング言語にも応用でき、学習効率の向上にもつながります。 コメントの書き方を理解したうえで、実際のコードにどのように活かすかが重要になります。次の例は、コメントを効果的に使いながら、処理の流れを把握しやすくしたC言語のサンプルコードです。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
// 計算に使う数値を用意する
int x = 3;
int y = 7;
/* 足し算の結果を表示する
printfは画面に文字や数値を出力する関数 */
printf("合計は%dです。\n", x + y);
return 0;
}
このように、変数の用途や処理の意味を簡潔に書き添えるだけで、初心者でも何をしているのかが明確に理解できるようになります。プログラムの規模が大きくなるほど、コメントの重要性は増していきます。特に複雑な処理や注意点が多い箇所では、複数行コメントを使うことで状況を整理し、後から見返しても迷わないコードになります。 コメントをつける際の注意点として、説明が古くなることを避けるため、プログラムの内容を変更した際にはコメントも更新する習慣を持つことが大切です。また、長すぎる説明は逆に読みづらくなるため、適度な長さで、必要な情報を明確に書く工夫も必要です。 コメントを書く力は、そのまま読みやすく質の高いコードを書く力につながります。初学者のうちから、処理の背景や意図を説明する癖を身につけておくことで、将来他の言語に挑戦するときも自然と理解しやすくなります。C言語のコメントは、これからプログラミングを学ぶ上で欠かせない基礎であり、自分の思考を整理し、理解を深めるための大切な道具です。ぜひ積極的に活用していきましょう。
生徒
「先生、今日の説明でコメントってただのメモじゃなくて、読みやすさを支える大事な仕組みだってわかりました。」
先生
「そうですね。コメントは初心者にとって学習を助ける役割が大きいのですが、実は経験者でも多く使っているんです。プログラムの意図を明確にするために欠かせません。」
生徒
「1行コメントは短い説明に使って、複数行コメントは詳しく書くときに使うって覚えておけばいいんですよね?」
先生
「その通りです。とくにC言語は後から読み返しても迷わないようにする工夫が大事なので、書きすぎかなと思うくらいがちょうどいいですよ。」
生徒
「これから自分のコードにも積極的にコメントを書いて、読みやすくしていきます!」