カテゴリ: C++ 更新日: 2025/12/01

C++プロジェクトの基本構成を徹底解説!初心者向けsrc, include, buildガイド

C++プロジェクトの基本構成 (src, include, build)
C++プロジェクトの基本構成 (src, include, build)

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「C++でプログラムを作りたいんですが、フォルダ構成がよくわかりません…。」

先生

「C++では、プロジェクトの基本構成を理解することが重要です。src、include、buildという三つの主要フォルダを覚えましょう。」

生徒

「それぞれのフォルダは何のために使うんですか?」

先生

「順番に説明します。わかりやすい例えを使って整理していきましょう。」

1. srcフォルダとは?(ソースコードをまとめる場所)

1. srcフォルダとは?(ソースコードをまとめる場所)
1. srcフォルダとは?(ソースコードをまとめる場所)

srcはソースコード(source code)を置くフォルダです。C++のプログラム本体となるファイルをまとめます。たとえると、srcは「レシピの本」のようなもので、どのように料理(プログラム)を作るかの手順が書かれています。


// src/main.cpp
#include <iostream>

int main() {
    std::cout << "Hello World!" << std::endl;
    return 0;
}

この例ではmain.cppがsrcに置かれ、プログラムの起点となります。複数の.cppファイルがあっても、すべてsrcにまとめることで管理しやすくなります。

2. includeフォルダとは?(ヘッダファイルをまとめる場所)

2. includeフォルダとは?(ヘッダファイルをまとめる場所)
2. includeフォルダとは?(ヘッダファイルをまとめる場所)

includeは、関数やクラスの宣言をまとめるヘッダファイル(.hや.hpp)を置く場所です。例えるなら「材料リスト」のようなものです。レシピ(src)の中で必要な材料(関数やクラス)を参照するために使います。


// include/greeting.hpp
#ifndef GREETING_HPP
#define GREETING_HPP

void sayHello();

#endif

// src/greeting.cpp
#include <iostream>
#include "greeting.hpp"

void sayHello() {
    std::cout << "Hello from greeting!" << std::endl;
}

srcの中でgreeting.cppを使う際、includeフォルダのヘッダファイルを参照することで、コードの分離と再利用が可能になります。

3. buildフォルダとは?(コンパイル結果をまとめる場所)

3. buildフォルダとは?(コンパイル結果をまとめる場所)
3. buildフォルダとは?(コンパイル結果をまとめる場所)

buildは、C++コンパイラでコンパイルした結果(実行ファイルやオブジェクトファイル)を置く場所です。これは「完成品の料理」を置く棚のようなものです。srcやincludeのファイルが正しくあれば、buildに実行可能なプログラムが生成されます。


// コマンド例(CMakeやMakefileで自動生成)
cmake -S . -B build
cmake --build build

ビルドすると、buildフォルダに実行ファイルが生成されます。この仕組みを理解すると、ソースとビルド結果を分けて管理できるため、プロジェクトが整理されやすくなります。

4. C++プロジェクトの基本構成まとめ

4. C++プロジェクトの基本構成まとめ
4. C++プロジェクトの基本構成まとめ

初心者でも理解しやすい基本構成は次の通りです:

  • src:プログラム本体(.cppファイル)をまとめる
  • include:ヘッダファイル(.h/.hpp)をまとめる
  • build:コンパイル結果(実行ファイル)をまとめる

この構成を守ることで、複数人で開発する場合やCMake、Makefileでのビルドもスムーズになります。

初心者がまず行うべきは、srcとincludeに最低限のファイルを置いて、buildフォルダでビルド結果を確認することです。慣れてきたら、ライブラリや複数のモジュールを追加しても整理された構造を維持できます。

5. 実際のディレクトリ例

5. 実際のディレクトリ例
5. 実際のディレクトリ例

my_project/
├── include/
│   └── greeting.hpp
├── src/
│   ├── main.cpp
│   └── greeting.cpp
└── build/

この構成でCMakeやMakefileを使えば、効率的にコンパイル・ビルドが行えます。srcとincludeを整理しておくことで、エラーの原因追跡やコードの再利用も簡単になります。

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