C++のコメントの書き方を完全ガイド!初心者でもわかる // と /* */ の使い分け
生徒
「C++のコードに、灰色っぽい文字で説明が書いてあるのを見たんですが、あれは何ですか?」
先生
「それはコメントと呼ばれるもので、プログラムの動作には影響しない説明文です。」
生徒
「書かなくても動くなら、なぜわざわざ書くんですか?」
先生
「後から自分が見返したときや、他の人が読んだときに、とても大事な役割を果たすからです。」
1. コメントとは何か
コメントとは、C++のプログラムの中に書く人間のためのメモです。 コンピュータはコメントを完全に無視するため、書いても実行結果には一切影響しません。
プログラミング未経験の方は、「動かない文字を書く意味があるの?」と感じるかもしれません。 しかし、コメントはプログラムを理解しやすくするための、とても重要な存在です。
例えるなら、料理のレシピに書かれている補足説明のようなものです。
2. コメントを書く理由
コメントを書く一番の理由は、後で見返したときに内容を思い出しやすくするためです。 プログラムは、時間が経つと自分でも何を書いたのか分からなくなります。
また、チームで開発するときには、他の人がコードを読むことになります。 コメントがあることで、処理の意図や目的がすぐに伝わります。
C++では、コメントを書く習慣を早い段階で身につけることが大切です。
3. 一行コメント(//)の書き方
C++で最もよく使われるのが、// を使った一行コメントです。
// から行の終わりまでが、すべてコメントとして扱われます。
短い説明や、その行の処理内容を書くときに向いています。 初心者の方は、まずこの書き方を覚えると安心です。
int age = 20; // 年齢を表す変数
if (age >= 18) { // 18歳以上かどうかを判定
std::cout << "成人です" << std::endl; // メッセージを表示
}
このように、コードの右側に説明を書くと、とても読みやすくなります。
4. 複数行コメント(/* */)の書き方
/* から */ までで囲まれた部分は、複数行コメントになります。
行をまたいで長い説明を書きたいときに使います。
プログラム全体の説明や、処理の流れをまとめて書くときに便利です。
/*
このプログラムは年齢を判定して、
成人かどうかを表示します
*/
int age = 20;
初心者のうちは、どこまでがコメントなのかを意識しながら書くことが大切です。
5. コメントは実行されない
コメントは、プログラムの実行時には完全に無視されます。 そのため、どれだけ書いても処理速度が遅くなることはありません。
コンパイルの段階で取り除かれるため、安心してたくさん書いて問題ありません。
特に学習中は、「なぜこのコードを書いたのか」をコメントに残しておくと役立ちます。
6. コメントを書くときの注意点
コメントは多すぎても、少なすぎても読みにくくなります。 コードを見ただけで分かる部分には、無理に書く必要はありません。
大切なのは、意図や理由を書くことです。 「何をしているか」よりも、「なぜそうしているか」を書くと、良いコメントになります。
7. コメントはC++学習の味方
コメントは、初心者にとって最も心強い味方です。 分からないことをその場でメモしておくことで、理解が深まります。
C++の基本構文やHello Worldを学ぶ段階では、 コメントを使って自分なりの説明を書く習慣をつけましょう。
それが、長く使えるプログラミングの基礎力につながります。