カテゴリ: C言語 更新日: 2025/12/03

C言語の開発環境をWindowsに構築する方法【Visual Studio編】

C言語の開発環境をWindowsに構築する方法【Visual Studio編】
C言語の開発環境をWindowsに構築する方法【Visual Studio編】

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「C言語を勉強したいのですが、Windowsでプログラムを書くには何を用意すればいいですか?」

先生

「いい質問ですね。Windows環境でC言語を始めるなら、Visual Studio(ビジュアルスタジオ)を使うのがおすすめです。」

生徒

「Visual Studioってよく聞きますけど、どんなソフトなんですか?」

先生

「Visual Studioは、マイクロソフトが提供している無料の開発ツールで、C言語のプログラムを簡単に書いて実行できる統合開発環境(IDE)なんです。」

生徒

「無料で使えるんですか?それなら安心ですね!」

先生

「そうです。ではこれから、Visual Studioを使ってC言語の開発環境を構築する手順を見ていきましょう。」

1. Visual Studioとは?C言語の開発に最適な理由

1. Visual Studioとは?C言語の開発に最適な理由
1. Visual Studioとは?C言語の開発に最適な理由

Visual Studio(ビジュアルスタジオ)は、マイクロソフトが提供している無料の開発環境で、C言語やC++、C#、Pythonなど、さまざまなプログラミング言語に対応しています。特にWindowsでC言語を学ぶ初心者にとっては、設定が簡単で、すぐにプログラムを書いて実行できる点が魅力です。

Visual Studioは、エディタ(コードを書く部分)ビルド(プログラムを実行できる形に変換する機能)デバッガ(エラーを見つける機能)がひとつになった統合開発環境(IDE)です。これにより、初心者でも複雑な設定をしなくても、すぐにC言語の勉強を始めることができます。

2. Visual Studioをインストールする手順

2. Visual Studioをインストールする手順
2. Visual Studioをインストールする手順

それでは、WindowsにVisual Studioをインストールする手順を、初心者向けにわかりやすく説明します。特別な知識は必要ありません。

① Microsoft公式サイトにアクセス

まず、インターネットブラウザ(EdgeやChromeなど)を開き、「Visual Studio ダウンロード」と検索します。公式サイト(https://visualstudio.microsoft.com/ja/)を開きましょう。

② Visual Studio Communityを選択

Visual Studioには有料版もありますが、C言語を学ぶだけなら無料の「Visual Studio Community」で十分です。「無料ダウンロード」ボタンをクリックして、インストーラーをダウンロードします。

③ インストーラーを起動

ダウンロードしたファイル(通常は「vs_community.exe」)をダブルクリックして起動します。少し時間がかかりますが、画面の指示に従って進めればOKです。

④ ワークロードの選択

インストール画面で、「C++によるデスクトップ開発」にチェックを入れます。C言語もC++と同じコンパイラを使うため、この選択で問題ありません。

次に右下の「インストール」ボタンをクリックし、インストールが完了するまで待ちましょう。インターネット環境によっては30分ほどかかる場合もあります。

3. 初めてのC言語プロジェクトを作成する

3. 初めてのC言語プロジェクトを作成する
3. 初めてのC言語プロジェクトを作成する

インストールが完了したら、いよいよC言語のプロジェクトを作ってみましょう。

① Visual Studioを起動

デスクトップにできた「Visual Studio」のアイコンをクリックして起動します。初回起動時にはMicrosoftアカウントのサインインを求められますが、スキップしても構いません。

② 新しいプロジェクトを作成

「新しいプロジェクトの作成」を選び、検索ボックスに「C++」と入力します。その中にある「空のプロジェクト」を選択しましょう。

③ プロジェクト設定

プロジェクト名は「HelloC」など分かりやすいものにして、「場所」を選択し、「作成」をクリックします。

④ ソースファイルを追加

画面右の「ソリューションエクスプローラー」で「ソースファイル」を右クリックし、「追加」→「新しい項目」を選びます。次に「C++ファイル(.cpp)」を選び、「main.c」と名前を付けて保存します。

4. C言語のプログラムを書いて実行してみよう

4. C言語のプログラムを書いて実行してみよう
4. C言語のプログラムを書いて実行してみよう

いよいよC言語のプログラムを書いて実行してみましょう。Visual Studioでは、コンソールアプリとして簡単に実行できます。

以下のように入力してみてください。


#include <stdio.h>

int main(void)
{
    printf("こんにちは、C言語の世界へようこそ!\n");
    return 0;
}

入力が終わったら、上部メニューの「▶ 実行」ボタン(または「Ctrl + F5」キー)を押します。黒い画面(コンソールウィンドウ)が開いて、メッセージが表示されれば成功です。


こんにちは、C言語の世界へようこそ!

これで、あなたのパソコンはC言語の開発環境として完全に整いました。Visual Studioがあれば、C言語の勉強、コードの練習、デバッグ(プログラムの動作確認)まですべて一つの画面で完結します。

5. よくあるトラブルと対処法

5. よくあるトラブルと対処法
5. よくあるトラブルと対処法

Visual Studioの設定でよくあるトラブルも紹介しておきます。

  • 「printfがエラーになる」 → ファイル拡張子を「.cpp」にしていませんか?C言語の場合は「.c」にしましょう。
  • 「実行しても画面がすぐ閉じる」 → 「Ctrl + F5」で実行すると、実行後もウィンドウが閉じません。
  • 「日本語が文字化けする」 → Visual Studioの設定で、文字コードをUTF-8に変更しましょう。

これらを覚えておけば、C言語の学習をスムーズに進めることができます。Visual Studioは初心者にとって安心できる開発環境なので、焦らず少しずつ慣れていきましょう。

まとめ

まとめ
まとめ

WindowsにC言語の開発環境を構築するためにVisual Studioを利用する方法を振り返ると、初心者がつまずきやすい手順を一つひとつ丁寧に確認しながら進められる構成になっていることがよく分かります。Visual Studioは統合開発環境として非常に高機能でありながら、C言語を学び始めたばかりの人にも扱いやすい操作性を備えているため、環境構築からプログラムの実行まで迷わずに取り組める点が大きな魅力です。また、エディタ、コンパイル、デバッグがひとつにまとまっていることで、プログラムの動作を理解しやすく、C言語の基本的な仕組みを身につけやすい特徴があります。 Visual Studioのインストール手順では、「C++によるデスクトップ開発」のワークロードを選択することが重要で、これによりC言語のコンパイルに必要なツールセットが自動的に揃います。また、プロジェクト作成からソースファイル追加までの一連の流れを理解することで、自分の作成したコードがどのようにコンパイルされ、実行ファイルとして動作するのか、その工程を具体的にイメージできるようになります。Visual Studioの大きな特徴であるデバッグ機能も、初学者がプログラムの動きを視覚的に追いながら学べるため、とても有用です。 以下に、今回学習した内容を基にしたサンプルコードを改めて掲載します。このコードはVisual Studioの環境構築が正しく完了し、プログラムが動作するかを確認するために最適な基本プログラムです。必ず実際にプロジェクトを作成し、コードを入力し、実行する流れを体験してください。体験することで、C言語の基本とVisual Studioの便利さをより深く理解できます。

サンプルプログラム


#include <stdio.h>

int main(void)
{
    printf("Visual StudioでC言語の開発環境が整いました。\n");
    printf("これからC言語の基礎をしっかり身につけていきましょう。\n");
    return 0;
}

このサンプルプログラムは、Visual StudioでのC言語開発が正しく動作するかを確認するための基本的なコードです。コンソールウィンドウにメッセージが表示されれば、環境構築は成功しており、次のステップへ進む準備ができています。今後は条件分岐、繰り返し処理、関数、配列、構造体など、C言語の基礎文法を学びながら、Visual Studioならではのデバッグ機能や便利な補完機能を活用して理解を深めていきましょう。 また、Windows環境でC言語を学ぶ利点として、Visual Studioの安定性、開発支援機能の豊富さ、プロジェクト管理のしやすさがあります。特に学習初期段階では、補完機能やエラー表示が分かりやすいことが大きな助けとなり、プログラムが思った通りに動かないときの原因を素早く発見できます。初心者にとってこの“つまずきを少なくする環境”は学習を継続する上でとても重要であり、Visual Studioはまさに最適な学習環境と言えるでしょう。 さらに、よくあるトラブルを事前に知っておくことで、「printfがエラーになる」「実行後に画面がすぐ閉じる」「日本語が文字化けする」などの問題にも丁寧に対処できるようになります。Visual Studioの操作に慣れることで、プログラムの構造を理解し、エラーを正しく読む力も自然と身につきます。これらの経験は、今後C++やC#など他の言語を学ぶ際にも強い基盤として役立ちます。 このように、Visual Studioを利用したC言語の学習は、基礎を固めながら発展的な内容へと進むための非常に効率的な方法であり、プログラミング初心者にとって大きな一歩となります。環境構築ができた今こそ、実際に手を動かしながらC言語の世界を広げていく絶好のタイミングです。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「先生、Visual Studioって名前だけ聞いたことがありましたが、こんなに便利だとは知りませんでした!」

先生

「その驚きは大事ですね。Visual Studioは初心者がプログラミングを始めるのにぴったりな環境なんです。」

生徒

「C言語のプロジェクトを作るまでの流れも分かりやすかったですし、実行画面が出たときはすごく感動しました!」

先生

「その感動が次の学習につながります。まずは基本の文法を一歩ずつ学んでいきましょう。」

生徒

「printfのエラーや日本語の文字化けにも理由があると分かって安心しました。設定も意外と簡単なんですね。」

先生

「その通りです。理由が分かれば怖くありません。Visual Studioは学びやすい作りになっていますからね。」

生徒

「これから配列や条件分岐のプログラムもVisual Studioで書いてみたいです!」

先生

「とても良い姿勢です。どんどん挑戦して、プログラムを動かす楽しさを体験していきましょう。」

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