C言語プロジェクトをGitHubで公開する方法を初心者向けに解説!パソコンが苦手でもわかる手順
生徒
「C言語で作ったプログラムをインターネットで公開できますか?パソコンの操作に自信がなくても大丈夫ですか?」
先生
「もちろん大丈夫です。初心者でも使えるサービスとして、GitHubがあります。作ったC言語プロジェクトを無料で公開できるので、とても便利です。」
生徒
「GitHubは難しいサービスというイメージがあるのですが、仕組みや使い方は簡単ですか?」
先生
「ファイルの保存と同じ感覚で使える部分もあるので、怖がらなくて大丈夫です。今日は、C言語で作ったプロジェクトをGitHubで公開する流れを確認してみましょう。」
1. GitHubとは?初心者が知っておくと安心できる基本
GitHubは、世界中で利用されているソースコード管理・公開サービスです。C言語で作ったプログラムを「リポジトリ」という保管場所にまとめて置けるので、作品の整理や提出がとても楽になります。インターネット上のフォルダのように使えて、パソコンが苦手でも画面の案内に沿って進めれば大丈夫です。
GitHubにC言語のプロジェクトを置いておくと、友達や先生にURLを共有して見てもらえますし、別のパソコンから同じファイルを開いて作業を再開することもできます。「どのファイルをいつ更新したか」が残るのも安心ポイントです。学習の記録として残せるため、初心者の練習用にも向いています。
イメージしやすい例として、C言語の最小サンプルを「作品」として置くこともできます。たとえば次のような、文字を表示するだけのプログラムでもOKです。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
puts("GitHubに公開する練習です。");
return 0;
}
このように、C言語のソースコード(例:main.c)をリポジトリに入れるだけで公開の第一歩になります。難しい操作をいきなり覚えなくても、「まずは置いてみる」という感覚で始めるとスムーズです。
2. GitHubアカウントを作成する手順
GitHubを使うには、最初に無料のアカウントを作成します。必要なのはメールアドレスとユーザー名、パスワードだけです。難しい専門知識は一切不要で、画面に表示される質問に順番に答えていけば登録は数分で完了します。
ユーザー名は、インターネット上で表示される名前になるため、ニックネーム感覚で問題ありません。本名である必要もなく、後から変更することもできます。登録途中で確認メールが届くので、メール内のリンクをクリックすれば認証は完了です。
アカウント作成が終わると、自分専用のページが用意されます。ここがC言語のプログラムや学習成果を保存していく場所になります。まずは「自分の保管場所ができた」と考えると、安心して次の作業に進めます。
3. 新しいリポジトリを作成して、プロジェクトの入れ物を用意する
リポジトリとは、C言語のプロジェクトをまとめて置くための「入れ物」です。パソコンでいうフォルダに近い存在で、ソースコードや説明書(README)など、公開したいファイルをひとまとめにできます。GitHubでは、このリポジトリを作るところから公開の準備が始まります。
作成画面では、まずリポジトリ名を入力します。あとで自分が見返したときに迷わないように、c-helloやc-study-sampleのように「何のC言語プログラムか」が伝わる名前がおすすめです。必要なら短い説明文も入れられますが、最初は空欄でも問題ありません。
初心者がつまずきやすいのが公開範囲です。公開して見せたい場合は「Public」、自分だけで練習したい場合は「Private」を選びます。どちらを選んでも後から変更できるので、迷ったらまずは練習しやすい方でOKです。
イメージとしては、次のような構成の箱を作る感覚です。これがそのまま「C言語プロジェクトをGitHubで管理する」形になります。
(リポジトリの中身の例)
├─ main.c
├─ README.md
└─ (必要なら)Makefile
設定が終わったら作成ボタンを押すだけで、リポジトリが完成します。ここまでできれば、あとは中にファイルを入れていくだけなので、「置き場所が用意できた」と思うと分かりやすいです。
4. C言語のプロジェクトファイルを準備しよう
リポジトリ(入れ物)ができたら、次は中に入れるC言語のプロジェクトファイルを用意します。まずはパソコンのどこかに専用フォルダを作り、その中にC言語のソースコードを置くのが分かりやすいです。ファイル名は自由ですが、初心者の練習ではmain.cにしておくと迷いにくく、後から見返したときもすぐに内容が分かります。
「とりあえず動くもの」を1つ用意できると安心なので、最初は文字を表示するだけの簡単なサンプルで十分です。たとえば、次のようなプログラムはC言語の基本としてよく使われます。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("こんにちは!C言語で作ったプログラムです。\n");
return 0;
}
このmain.cが「公開する中身」になります。もし複数ファイルで作っている場合は、同じフォルダにまとめて入れておけばOKです。逆に、実行ファイル(例:Windowsなら.exe)や一時ファイルは、公開しなくても困らないことが多いので、最初はソースコード中心で揃えるのがおすすめです。
さらに、プロジェクトの説明を書いたREADME.mdも用意すると親切です。READMEは、作品の概要や目的、どんなプログラムなのかを短く書くためのメモで、いわば簡単な説明書です。たとえば「何をするC言語プログラムか」「どう使うか」を1〜2行でも書いておくと、あとで自分が見返したときにも役立ちます。
5. GitHubにファイルをアップロードする方法
リポジトリを作ったら、いよいよC言語のファイルをGitHubにアップロードします。方法は大きく二つあり、初心者が最初にやりやすいのはブラウザ(Webサイト)からのアップロードです。画面上の「Add file」や「Upload files」といったボタンをクリックして、パソコン内のmain.cなどを選ぶだけなので、フォルダにファイルを入れる感覚で進められます。
アップロードするときは、同じプロジェクトのファイルをまとめて選択するのがコツです。たとえば次のように、main.cとREADME.mdを一緒に入れると「中身のあるC言語プロジェクト」に見えやすくなります。
アップロードするファイルの例
・main.c
・README.md
(必要なら)Makefile
もう一つの方法が、GitHub Desktopという無料アプリを使うやり方です。こちらは、ドラッグ&ドロップに近い感覚で操作でき、更新したファイルが分かりやすく表示されます。最初はWebからのアップロードで慣れて、作業が増えてきたらGitHub Desktopを使う、という流れでも問題ありません。
どちらの方法でも、アップロード時に「どんな変更をしたか」を短い文章で入力する欄があります。ここには「最初のC言語ファイルを追加」など、あとで見返して分かる一言を書いておくと整理しやすくなります。
6. コマンド操作で公開する方法もある
パソコンにコマンドを入力してアップロードする方法もあります。コマンドは少し専門的に感じるかもしれませんが、決まった手順で入力すると正しく動きます。C言語の開発環境にGitというツールを入れると利用できるようになります。この方法を覚えると、今後のプログラミング学習で役に立ちます。
git init
git add .
git commit -m "first commit"
git branch -M main
git remote add origin https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
git push -u origin main
7. MakefileやCMakeのファイルも一緒に公開できる
プロジェクトのビルド設定としてMakefileやCMakeLists.txtを利用している場合、これらのファイルもそのままアップロードできます。Makefileは、コンパイル手順を自動化する設定ファイルです。CMakeは、複数の開発環境に対応できるビルド設定ツールです。どちらも一般的なC言語のプロジェクトで使われているため、公開しておくと他の人がビルドしやすくなります。
all:
gcc main.c -o sample
このようなシンプルなMakefileでも、学習中の人には十分役立ちます。特別な設定をしていなくても問題ありません。
8. プログラムを公開するときの注意点
プロジェクトを公開したら、誰でも自由に閲覧できるようになります。名前や連絡先など、個人情報をうっかり書かないようにしましょう。さらに、他人のファイルをそのままアップロードすると著作権の問題が発生します。自分で作ったプログラムだけを置くようにしましょう。
一度公開しても、後から修正して再度アップロードすることができます。成長の記録として残せるので、学習を続けるモチベーションにもなります。